大盛況の「豊岡演劇祭2024 in 宝塚」レポ🎭
2020年に演劇やダンスを中心とした舞台芸術フェスティバルとして始まった「豊岡演劇祭」。5年目となる今年、サテライト会場として宝塚市で初めて開催され、延べ1500人を超える来場者があり、大盛況のうちに幕を閉じました。
今回はイベントの様子と一般非公開のリハーサルの写真を、フォトニュースでお届けします♪
オープニング&パフォーマンス🎪
9月7日、阪急宝塚駅直通の宝塚ゆめ広場で待ちに待った「豊岡演劇祭2024 in 宝塚」がついに開幕!
楽しいパントマイムや軽やかなエアリアル、目が回るようなジャグリングに、朝一番から集まった観客から歓声が上がります。
オープニングセレモニーには豊岡演劇祭のフェスティバル・ディレクターを務める平田オリザさんも駆けつけてくださり、盛大な拍手とともにイベントの幕が上がりました👏✨
演劇「へんてこうじょう」🏭
研究所に様変わりしたソリオホールのロビーは、舞台が始まる前から楽しさ満点!
直接触って楽しめる仕掛けや子ども限定の特別な入り口など、”へんてこな”道具がたくさん飾られ、来場者を楽しませます。
パフォーマーは、世界各国で人気を博し、東京オリンピック2020開会式にも出演した実力派集団のto R mansion。
前売り券が早々に完売するなど、市民の皆さんからも大注目を集めました👀
アクロバットやコミカルな演劇、時に客席を巻き込むパフォーマンスなど、多種多様な演出が次々に繰り出され、観客を飽きさせません。
大人から子どもまで皆が笑顔になれるとっても楽しい舞台でした😆
演劇「山月記」🐅
場所を変え、武庫川のほとりで公演されたのは、中島敦の名作・山月記。
空に細い三日月が輝き、虫の声が響く中でのお芝居は、まるで物語の舞台である中国の山中に迷い込んだような錯覚にさえ陥ります。
屋外での開催のため、時には電車や救急車のサイレン、通行人の声など、しばしば生活音が聞こえてきます。
しかし、ノイズさえも舞台装置の一部として呑み込み、物語の世界にどっぷりと浸からせる圧巻のお芝居に魅了されました👏🐯
2024年の「豊岡演劇祭」は、宝塚市を含め全11エリアで約70もの多彩なプログラムが開催されました。
興味を持った方はぜひ豊岡市まで足を運んでみてはいかがでしょうか?
次回の開催をお楽しみに!