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手塚治虫記念館 開館30周年記念展「火の鳥~手塚治虫のライフワーク~」に行こう!

 手塚治虫記念館では開館30周年を記念し、3月1日から6月23日まで「火の鳥~手塚治虫のライフワーク~」を開催しています。


火の鳥(シリーズ)とは

時空をこえて存在する超生命体・火の鳥を狂言回しに、過去と未来を交互に描きながら、テーマである「生と死」「輪廻転生」という哲学的な問題を深くえぐる、手塚治虫の代表作にしてライフワークとなった作品です。

そこには手塚治虫の歴史観から、遠い未来への予測的な視点のみならず、宇宙とは何か、といったスケールの大きな問への挑戦をも描かれています。

手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL HPより一部抜粋


20年ぶりに火の鳥を取り上げる今回の企画展では、120点を超える手塚治虫の直筆原稿を展示し、手塚流輪廻の世界を紹介します。

原画の展示
直筆原稿
よく見ると修正の跡がたくさんあります

中でも、原作の連載順ではなく、時系列順での展示は必見です。原作では、過去と未来が交互に描かれていますが、この展示では過去から未来へ時系列順に原画を見ることができます。原作とは異なる視点で、火の鳥を楽しめます。

時系列順での展示

記念館職員の矢野係長は「展示を通して、新たな発見をしてほしい。昔読んだことがある人は、年齢を重ねてから見ると感じ方が変わると思うので、この機会に改めて火の鳥に触れてみて」と話しました。

2024年度は宝塚市制70周年、手塚治虫記念館開館30周年です。市制70周年のロゴマークには火の鳥が未来へ羽ばたく様子が描かれているほか、記念館前にある火の鳥モニュメントの下に埋設されたタイムカプセル開封セレモニーも開催予定です。火の鳥と縁の深いこの機会に、ぜひ作品の世界観に触れてみませんか?


開館30周年記念展「火の鳥 ~手塚治虫のライフワーク~」
日 程:3月1日(金)~6月23日(日)
時 間:9時半~17時(入館は16時半まで)
休館日:毎週月曜日(4月29日、5月6日は開館)
場 所:手塚治虫記念館
入館料:大人700円・中高生300円・小学生100円(のびのびパスポート、ひょうごっ子ココロンカード提示で無料)


手塚治虫記念館内で手塚治虫マンガが読み放題!
館内には「手塚治虫ライブラリー」があり、来館者は手塚治虫のマンガを自由に手に取って読むことができます。また、自分のスマホやタブレット端末を館内Wi-Fiに繋ぐことで、「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」など手塚治虫漫画全集400巻を無料で読める手塚治虫マンガ電子図書館「TEZUKA SPOT」サービスがあります。ぜひ利用してみてください。

手塚治虫ライブラリー



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