清く、正しく、夢に向かって!宝塚音楽学校文化祭🕺💃
2月15日、宝塚音楽学校の文化祭公開リハーサルが宝塚バウホールで行われました。
文化祭は、生徒(本科生)が2年間の努力と研鑽の集大成を披露する場として開催されており、近年は歌・演劇・舞踊の3部で構成されています。
今年は第110期生となる39人が大舞台に挑みました。
第1部
初々しい開演前アナウンスが流れ緞帳が上がると、恒例の日本舞踊「清く正しく美しく」が!
正装である黒紋付と緑の袴に身を包んだ生徒たちによる美しい歌声と優雅な舞が披露され、劇場は一瞬で夢の世界に包まれました✨
クラシック・ヴォーカルでは、成績上位者による圧巻のソロ歌唱!
続くポピュラー・ヴォーカルでは「アイ・ラブ・レビュー」や「この愛よ永遠に」など、宝塚歌劇で使われる馴染み深い曲が次々と歌い上げられました。
第2部
演劇「吉野山・雪の別れ」では、兄・源頼朝に追われ吉野山へと逃げ延びた源義経たちの逃避行を熱演。
文化祭で演じるのは珍しい日本物への挑戦でしたが、義経と静御前の悲哀や重臣・佐藤忠信の誇りなど、難しい芝居を見事演じ切りました!
第3部
最後のダンスコンサートは、第1部と同じく三木章雄先生が演出。
はつらつとしたダンスによるプロローグから一転、バレエでは華やかな士官と令嬢の衣装で舞台の上を軽やかに舞い、タップダンス、ジャズダンスとノンストップで踊ります。
最後は第110期生を代表し、彩葉ゆめさんが「110年の歴史を胸に、同期一同、新たな世界へはばたいて参ります!」と弾けるような笑顔とともに客席に向かって決意を新たにしました。
入学前から新型コロナの影響を受けつつも、競争率17倍という狭き門をくぐり、2年間の学生生活を駆け抜けた110期生39人の皆さんは、3月30日から始まる月組大劇場公演「Eternal Voice 消え残る想い」「Grande TAKARAZUKA 110!」が初舞台となります。
舞台人として新たな一歩を踏み出す彼女たちの姿を、ぜひ劇場でご覧ください!