8月26日は劇団BIGMOUSEの公演を観に行こう!
8月26日(土)劇団BIGMOUSEの定期公演が上演されます。
本番まで1週間をきった8月20日、稽古場のソリオ会議室にお邪魔しました。
🐭劇団BIGMOUSEとは・・・
平成8(1996)年、市文化財団の呼びかけにより市内の中学生18人で結成された劇団です。平成21(2009)年より小学生から社会人までメンバーをひろげ、年1回の定期公演の他、福祉施設などへの訪問活動も行っており、宝塚ブランドの「モノ・コト・バ宝塚」にも選定されています。
現在の団員は10代~80代まで16人で、演出家・高波匠志さんによる指導のもと活動しています。
🎪今回上演の作品
「大いなる愛・吟子~日本最初の女性医師・荻野吟子物語~」
女性が仕事を持つことさえ許されなかった明治時代、
日本最初の女性医師、荻野吟子氏の実話をもとにした作品で、
医者になるため、15年かけ確執や反対を押し退けて突進する吟子と
吟子を支える親やきょうだいたち家族の物語です。
今回の公演のため、渡辺淳一の原作「花埋み」をもとに、
高波さんが脚本を書き下ろしました。
なんと、埼玉県熊谷市にある「荻野吟子記念館」にも取材に赴いたとのこと。
団員の皆さんは、4月から今回のために稽古を重ねています。
荻野吟子役を演じる団員の松田栄子さんは、
吟子の人生を「努力のたまもの」と表し
「悔しさから努力を重ね困難に立ち向かう強い女性です。
吟子を演じるたびに、吟子への尊敬が高まりひれ伏してしまう」
と語ります。
さらに、
「明治の話だと思っていても、吟子のセリフから、
今の日本でも女性の地位が高くないと感じることがあります。
女性の力を発揮できないことは、社会にとってもったいないことだと感じます」と続けます。
高波さんも、
「現代は、女性の人権や地位の向上について語られる機会が多いですが、
明治のはじめという男尊女卑の時代にも意志を貫いた女性がいたことを、この作品を通じて、小さなお子さんから年を重ねた人まで感じ取っていただきたい」と強めました。
夏休み最後の土曜日に・・・
エネルギッシュな女性の物語をソリオホールでお楽しみください!
「大いなる愛・吟子~日本最初の女性医師・荻野吟子物語~」
日程:8月26日(土) ①11時開演、②15時開演
会場:宝塚ソリオホール(JR・阪急宝塚駅下車すぐ)
入場料:前売2,000円(当日2,400円)、友の会1,600円
チケット発売中!詳しくはこちら。