見出し画像

一年の福を祈って🌠星祭節分会👹

2月3日の節分の日、中山寺で毎年恒例の「星祭節分会せつぶんえ」が執り行われました。

立春の前日の節分、この日に除災招福を願って豆を撒く。この伝統行事はさまざまな日本古来の風習を含み、密教の秘法である星祭と合し、今日の大法会として中山寺に伝わっております。

境内での盛大な豆まきの最中、堂内では諸々の星をお祀りし、参拝者の一年の平穏を祈る大般若転読法会が粛々と執り行われます。

星祭節分会 大本山中山寺(https://www.nakayamadera.or.jp/event/setsubun.html)
進列の様子
星々を祭る法会に市長やサファイアも出席

この節分会では、中山寺に古くから伝わる追儺ついな式を現代風にアレンジした「鬼やらい」が披露されます。
観音菩薩さまが貪・瞋・痴とんじんちの煩悩である邪鬼を聡し、福・禄・寿ふくろくじゅの善神に改心させるというもので、みごと鬼が調伏ちょうぶくされると参詣者から大きな拍手が送られました。

※貪瞋痴:人間が持つ「貪欲・瞋恚しんい(怒り)・愚痴(無知)」の3つの煩悩
※福禄寿:福は子孫繁栄、禄は金運、寿は長生きに恵まれること

左から貪(黄)・瞋(赤)・痴(緑)の鬼たち
女性が扮する観音菩薩(写真右)によって悪心が追い払われます
3匹の鬼が善神になりました👏✨

追儺式が終わると、福男・福娘による豆まきが始まります!
今年はゲストに元阪神タイガースの能見篤史さん、フリーアナウンサーの桑原征平さん、そして第12期宝塚市観光大使リボンの騎士「サファイア」が登場🎀
サファイアの2人は、この日が初めてのお仕事でした♪

左から桑原さん、能見さん、山口サファイア、中川サファイア

13時の部では、山﨑市長が大願主を務めます。
お馴染みの「鬼は外、福は内!」の掛け声とともに、訪れた皆さんへ福豆が配られました。
ちなみに、この日訪れた参拝者は約7千人、配られた豆は約4万5千袋とのことです😲

初仕事を無事に終えた第12期観光大使の二人に感想を聞いてみると、
中川サファイア「会場がとても盛り上がっていて、エネルギーをもらいました。皆さんに福を持って帰っていただこうと、精いっぱい豆を投げました😊」
山口サファイア「節分会に参加できるのが楽しみで、自宅で豆の投げ方を練習してきました!皆さんに福をお届けできたと思います」
と笑顔で語ってくれました。


この記事が参加している募集

イベントレポ

この街がすき

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?