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宝塚温泉800周年♨記念式典を開催

宝塚温泉が初めて歴史の舞台に登場したのは、今からちょうど800年前の1223年。鎌倉時代の歌人・藤原光経みつつねが湯治に訪れ、「をはやし(小林)の湯」にちなむ和歌を詠んだのが最古の記録です。

鎌倉時代から代々受け継がれ、一時は全国有数の”湯のまち”でもあった宝塚市の歴史と文化をこれからも残していくことを目的に、「つなぐ」をテーマとして宝塚温泉の記念式典が開催されました。



第一部 川柳コンテスト表彰式・講演会

第一部は、光経の歌が過去と現在を繋いだことから「つなぐ」をお題とした川柳コンテストを開催。
市内のみならず全国から342もの投句があり、選評を行った宝塚市大使のやすみりえ先生から受賞者へ記念品の贈呈と講評を行いました。

この日のために東京から駆け付けてくださいました!

最優秀賞に選ばれたのは、市内在住の川田真一郎さん。
なんと川柳を詠んだのはこれが初めてだとか!
賞品のホテル宿泊券は、このコンテストへの応募を勧めた奥様と一緒に使いますと笑顔で語られました👏

受賞おめでとうございます👏
最優秀賞「湯けむりに 浮かぶ笑顔は 時を超え」
優秀賞を受賞された「福丸」さん(ペンネーム)
やすみりえ賞を受賞された梶原さん

👇入選作品は以下からご覧いただけます。


授賞式のあとは、県立兵庫津ひょうごのつミュージアムの名誉館長であり、宝塚市大使も務める田辺眞人先生による記念講演が行われました。
800年にわたる長い歴史を分かりやすくユーモアたっぷりに解説され、参加者の皆さんは楽しそうに聞き入っていました。


多角的に語られる温泉の歴史に皆さん興味津々!

第二部 温泉祈願法要

笑い声があふれる第一部とは打って変わって、第二部は厳粛な空気。
宝塚温泉と所縁の深い塩尾寺えんぺいじの住職による祈願法要をはじめ、市内在住のハープ奏者・野田千晶さんによる演奏や艶やかな芸妓演舞が披露され、ホテル若水のロビーには多くの観覧客が集まりました。

宝塚温泉の開湯伝説と所縁の深い塩尾寺えんぺいじの住職による祈願
ハープの美しい音色に、ホテルを訪れた方も思わず足を止めます
芸妓の菊乃さん 所作が嫋やか…!


第三部 空飛ぶ・宝塚ランタン

日が暮れ、辺りが真っ暗になった19時からは遂に空飛ぶランタンがスタート!

優しいオレンジ色のランタンが宝塚の夜空を華やげると、河川敷の至るところから感動の声が。
幻想的な光景に大人も子どもも思わず笑顔があふれました。

会場の空気につられて踊っちゃう💃
大きなランタンを上手に飛ばせるかワクワク✨
仲良し5人で参加してくれました✌✌

LED入りの風船を和紙で包んだこのランタンには、実は参加者の願いを書いた短冊も付けられていました。
「お姫様になりたい」「ディズニーランドに行けますように」という微笑ましい願い事から、「給料上がれ!!」など切実な願いまで内容はさまざま😂
宝塚温泉を知っている人も、これから知る人も、みんなが一緒になって盛り上がりました。

家族の健康をお願いしたよ
素敵な短冊を見せてくれました✨
みんなの願いが叶いますように!

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