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【1.17】宝塚小学校で令和6年合同防災訓練を実施

1月17日、阪神・淡路大震災から29年目を迎えるこの日、宝塚小学校・宝塚幼稚園・川面地区自主防災会・宝塚小学校区まちづくり協議会など総勢約1,200人による合同防災訓練が宝塚小学校で行われました。また、訓練の様子は、現地と市災害対策本部をオンラインで映像をつなぎ共有しました。

地震の発生を想定し、まず初めにシェイクアウト訓練を行いました。小学校の児童たちは、担任の先生の指示に従い、速やかに防災頭巾を被り、机の下に隠れます。

安全が確保されるまで、じっと身をかがめます

安全が確認できたという校内放送が流れると、次は運動場に避難します。
訓練開始前の賑やかな雰囲気から一変、私語を慎み真剣に参加する様子が非常に印象的でした。

廊下に出て、二列に並んで避難します

避難が完了すると、各クラスの避難状況を報告する「情報伝達訓練」や、校内で火災が発生した想定で消防署に通報する「通報訓練」、水消火器を使用した「消火訓練」などが行われました。

大人が見本となり、消火器の使い方を子どもたちに披露

その後、今回の訓練に協力いただいた、消防・警察・自衛隊・三菱自動車工業(株)により、白バイ、救急車、消防車、PHEV車(電源供給可能車)が運動場に入場します。消防隊員が、実際にホースで放水する様子を披露すると、大きな歓声が上がりました。

各車両が運動場を一周!
消防隊員がすごい速さで放水準備
実際に放水すると、子供たちから歓声があがりました!

最後は、校長先生・西消防署長による、訓練の講評や自身が阪神・淡路大震災に被災した際の体験談などを交えた話をし、全体訓練は終了。

全体訓練終了後は、4年生を対象とした個別訓練を実施。
ソフト担架やAEDの取り扱い、心肺蘇生・人工呼吸のやり方を学びました。

ソフト担架に乗ってみます
心肺蘇生に挑戦!

訓練に参加した児童らは「地震はいつ起こるかわからないので怖いけど、もし地震が起こった時には、今日の経験を生かして落ち着いて行動したい」「家に帰ったら、家の中で隠れられる場所や避難経路を確認しておこうと思う」などと感想を聞かせてくれました。

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