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まちづくりに提案を。宝塚市で子ども議会を開催

令和5(2023)年8月21日、兵庫県宝塚市で子ども議会が開催されました。

子ども議会は、市内在学の子どもたちが、子ども議員として市政に対して思っていることや意見を発表し、市長や教育長が実際の市議会と同様に答弁するものです。
子どもたちに意見表明の機会を提供し、子どもたちの意見を市政に反映することを目的としています。

子ども議会は実際の市議会の議場で開催
子ども議員の意見に対して山﨑市長が答弁
意見の内容によって教育長が答弁することも
答弁する五十嵐教育長

22回目の開催となる今年は、小中高生15人が参加。
子ども議員の中から選出された安倉北小学校6年生の小宮路実子こみやじ みこさんが議長を、雲雀丘学園小学校6年生の小林友愛こばやし ゆめさんが副議長をつとめ、議事進行にあたりました。

子ども議員たちは、「湯のまち宝塚の復活」や「ゴミ捨て場のカラスによる被害と防止」など、さまざまな意見を発表。

議長に一礼する姿は市議会さながら
意見を発表する子ども議員
市長の答弁に子ども議員たちが耳を傾けます

その中で特に印象的だったのは、自身が通う小学校の生徒数が50人に減り、幼稚園・小中学校合同で行う運動会でもできることが少なくなっていると話す、西谷小学校6年生の角野愛姫かどの あきさんの意見。

角野議員が暮らす西谷地区は、宝塚市の北部に位置し、市街化調整区域を基本としたまちづくりを行うことで豊かな自然と田園環境を維持している一方、少子高齢化が顕著な地域です。

「西谷のまちを元気あふれる場所にしたい」「西谷の人口を増やしたい」という角野議員の意見を受け、山﨑市長は同じ思いであることを伝えたうえで、西谷地域の人たちと協力してイベントを開催したことや、新しく建物を建てるときの手続きを簡単にすることなどを答弁しました。

子ども議会の様子はYouTubeでライブ配信され、現在もアーカイブ動画として公開されています。ぜひご覧ください。


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