見出し画像

宝塚市立手塚治虫記念館 第90回企画展「アニメ化記念 PLUTO展~アトムとプルートゥからのバトン~」に行こう!

手塚治虫記念館では、2024年2月18日(日)まで、企画展「アニメ化記念 PLUTO展~アトムとプルートゥからのバトン~」を開催しています。


「PLUTO(プルートゥ)」とは

「鉄腕アトム 地上最大のロボットの巻(原題:史上最大のロボットの巻)」を漫画家・浦沢直樹がリメイクした作品。タイトルと同名のプルートゥは、戦うためだけに作られたアトムの敵役となるロボットですが、単なる悪役にとどまらない秘めたる悲しみと知性をもつ魅力的なキャラクターで、アトム史上最も人気のあったライバルです。
アニメ『PLUTO』公式サイトー鉄腕アトム「地上最大のロボット」とは


本展覧会では、Netflixでの「PLUTO」アニメ化を記念し、アニメ版「PLUTO」の設定資料や、原作漫画「PLUTO(プルートゥ)」とその原作「鉄腕アトム 地上最大のロボットの巻」の両作品の直筆原稿の対比展示、作品構想時の逸話など合計100点以上を展示しています。

直筆原稿の対比展示と構想時のラフ画資料
アニメ版「PLUTO」の設定資料


中でも、直筆原稿の対比展示は必見です。同じフレーム内で2作品の原稿を見ることができる貴重な展示なので、この機会に原稿の共通点や相違点を見比べてみてください。

直筆原稿の対比展示


AI技術が高度に発展した社会を舞台に、戦争の痛みや愚かしさを鮮烈に描いた本作品のメッセージは、混乱が続く現代において、より生々しく響きます。

「PLUTO」の監修であり、手塚治虫記念館の名誉館長と宝塚市大使を務める手塚眞さんは、「今、この時代だからこそ、PLUTOを見てもらう意義がある。戦争はこういうものなんだと若者に伝えたい」と語っていました。

作品解説する手塚眞さん


本展覧会を通して、手塚治虫と浦沢直樹、両作者からの強いバトンを受け取ってください。

【概要】
第90回企画展「アニメ化記念 PLUTO展 ~アトムとプルートゥからのバトン~」
会 期:2023年11月3日(祝)~2024年2月18日(日)
休館日:毎週月曜日、12月25日(月)~31日(日)
※2024年1月1日・8日、2月12日の祝日は開館
入館料:大人700円、中高生300円、小学生100円


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?